ranran0410’s diary

不妊治療中の30代主婦です

後悔先に立たず!(父が亡くなって気づいた教訓)

おはようございます!

 

今日は、もうすぐくる「父の日」に向けて義理のお父さんに向けて

お手紙を書いていたところ、自分の父について思い出してしまったので

今日は5年前に亡くなってしまった父のことを書いていきたいと思います。

 

私の父は、約5年前「がん」で亡くなりました。「がん」が発覚してから

わずか半年も経たずに天国へといってしまいました。

まだ60代で亡くなるには早すぎる年齢でした。

 

正直、今でも父のことを思いだすと、いい思い出ではなく

後悔していること」ばかりが頭に浮かびます。

 

私は、今までの幼少期から記憶の中で「父に怒られた記憶」がありません。

怒ったりもせず、あまり自分のことも話さない寡黙で優しい人でした。

小さい頃は、父のことが大好きでしたが、高校生くらいになると

反抗期まではいきませんが、父と二人になると気まずくなり会話も減っていきました。

就職して、実家をでると実家に帰った時に挨拶するくらいで、顔を合わせることも

減っていきました。

 

そして私が25歳になったくらいの時に、母親から

「父ががんになってしまった。もう治らないって・・」

と震えた声で電話がかかってきたことを今でも覚えています。

その時は、ショックで、どうすればいいかも分からず何度も泣いてしまいました。

 

父のがんは、発見しにくい部位で、分かった時には様々な部分に転移しており、

手術ではどうにもならない状態でした。

父は、最近疲れやすい等感じてはいたらしいのですが、ある日血便がでたことで病院

に行き、発覚したものでした。

(定期的に町医者には薬等もらいに行っていたのですが、これでは分からないですね)

その後、余命1年と医師から告げられました。

 

父はすぐに入院することになり、私も毎週のように病院にお見舞いに行くように

なりました。

今考えると、コロナの前で本当に良かったなと思います。

父は相当落ち込んでいるだろうと思ったのですが、「来てくれたんだね」ぐらいで

落ち込んでいる姿も見せず、病気の話はほとんどしませんでした。

私も余命の話はできず、「今は医療が発達してきているから大丈夫だよ!」

と何も根拠のないことばっかり話していました。

 

毎週行くたびにどんどん痩せて、元気がなくなる父。

父が「家に帰りたい」と言うので、退院して様子を見ようとなったのですが

一人で歩けなくなってきた180㎝以上ある父を看病するのは、難しくすぐに

病院に戻ったたりもしました。

病気発覚後から3ヵ月後には、お見舞いにいっても薬等で意識が朦朧としており

普通に話せず、寝てばかりいる状況になってしまいました。

毎週、病院に行くたびに、話すこともできず、悪化していく父を見ている時が

一番つらかったです。

 

そこからはもうあっという間で、病気はどんどん進行していき、父とちゃんと話したりすくことができずに病気発覚後から6ヵ月後には、天国に旅立ちました。

余命よりも半年も早く亡くなってしまいました。

(なかなか余命ってあてになりませんね・・)

 

今でも、父を思い出すといい思い出よりも

「もっと感謝の言葉をいっておけばよかったな」

「旅行につれていってあげたかったな」「お酒やたばこを辞めさせればよかったな」

と後悔ばかりを思ってしまします。

 

でも、もう時間は戻ってはこないことはよく分かっているので

父からもらったこの「体を大切に生きていきたい」って思います。

 

また、後悔しないためにも「自分の母」「旦那さんのご両親」には

 

「家に帰って直接会って、一緒の思い出をつくること」

 

をやっています。(完全に自己満です!相手は迷惑してるかも・・(笑))

私の実家は2時間以上かかるのですが、月に1度は帰るようにしていますし、

旦那さんの実家はかなり遠いので、多くは無理ですが、年に数回はお会いできる

ようにしています。

 

何があるか分からない人生だからこそ、できることは今しなきゃ!なと

つくづく思います。

天国の父には、もう何もできないですが、父の日あたりでお墓に挨拶いこうと

思います。