不妊治療で新卒から８年勤めた会社を退職した話②

前回の続きとなります。

約１年間クリニックに通い、タイミングをとっておりましたが

１年ほどたったタイミングでコロナがだんだんと収まってきてしまったのです。

すごく嬉しいことではあるのですが、私の場合、コロナが収まってくると

職場が在宅勤務を推奨しなくなってしまったことでクリニックに通う

時間がなくなってきてしまったのです。

まれに在宅でクリニックに行けたとしても次はいつ行けるか分からないという状態から

クリニックに行くこと事体が大きなストレスになってきてしまいました。

夫婦でそろそろ人工授精にステップアップしたいと思っていたのですが、

在宅がほとんどなくなると週５で仕事に通うことだけで精一杯となって

クリニックに行けなくなってしまいました。

しかしながら、仕事をしながらも自己流でタイミングがとっていたのですが

いつも通り、生理日に生理がきて落ち込むことが当たり前になっていました。

この頃、20代後半で友達や同期は結婚・妊娠ラッシュで、友達や同期と会って

話すことも子供の話になるのでは・・と怖くなっていました。

「あとどれくらいこの生活を続けるんだろう」

もう30代にさしかかるタイミングでずっとこのまま子供ができなかったら

どうしようと不安になってきました。

正直、仕事はきらいでしたが同年代の女性と比べるとお給料もいいし、

いろいろ業務が分かるようになっていたので、子供ができても産休をとって

しばらくは仕事も頑張ろうと考えていたのですが、このまま仕事をしていたら

一生子供ができないかもしれないと思うようになりました。

「仕事はいつでもまた見つけられるけど、子供はタイムリミットがある！」

「仕事辞めたら後悔するかも・・」

「年齢とともに出産の可能性が下がっていってもいいの?」

毎日自問自答して、半年間考えぬいた結果、仕事を辞める決心をしました。

旦那さんは最初はせっかく新卒で入った会社をもったいないと思っていたと

思うのですが、私の様子をみて妊活に専念することを応援してくれました。

仕事を辞める半年前頃に上司に相談して半年かけて空いた時間で引継ぎ書をつくり

退職することができました。

正直、辞めて２か月もたっていないので何とも言えませんが、本当に辞めて

正解だったのかなと思う時も多々ありますが、私は子供が好きでどうしても

自分、旦那さんの子供がほしいと思っているので、今は妊活一本で頑張ろう

って思っています。

これから自分も気持ちをまとめるためにもブログに妊活・不妊治療のことも

書いていきたいなって思っています。